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自分の小さな「箱」から脱出する方法 [オススメ(本)]

最近読んだ中で、一番、自分にとって衝撃的だった本。

自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法

  • 作者: アービンジャー インスティチュート
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2006/10/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

よくキリスト教の教えで「汝の隣人を愛しなさい」とか「暗いと不平を言うよりも、すすんで明かりを付けましょう」とか、格言的に「偏見を持ってはいけない」とか「変えられないものを変えようとしてはいけない」などよく言われる言葉があるけれど、それって頭では理解できても、実践しようとすると、心ない出来事に心が折れたり、偽善的な気持ちになったり、自分自身を押さえ込んで相手に合わせているだけに感じたりと、現実には思っているよりも簡単にはいかないもの。

それを外側の行動やテクニックとしてではなく、源になる本質的な、内側から湧き出てくる根本的なものに気づかせてくれる。

「目から鱗」というか、「パラダイムシフト」というか・・・。

 

内容的には、一言で伝えづらいけれど、

「自分は正しい」と思っていて

「他の人に不満を感じ」 

「自分が正してやらなければ」

と思っているのなら、「問題を抱えているのは他の誰でもなく、自分自身」

そして、その問題をどう認識し、解決していくべきか。 

 

伝えてくれている内容はとてもシンプルなことなんだけど、それを頭ではなく身体で理解するのってこんなに葛藤するようなことなんだなと。 

ただ、この本だけを読んだだけだと、少し宗教的というかスピリチュアル的というか寓話チックな単なるいい話のような印象を受けかねないけど、その話を使いながら書かれていることは心理学とかNLPとか脳科学の側面でよく語られる、心理作用や反応、脳の構造的な科学的なことに基づいていると思う部分が多くて、今まで個々のケーススタディでのひとつの現象としてしか見ていなかった心の動きや働きが、ホーリズムというか「大きなひとつのものの働き」として理解できる手引き書としても興味深く読めると思う。

ちなみに著者は哲学者が創立メンバーに加わっていたという、ビジネス、法律、経済、哲学、教育、心理学の専門家が集まって、独自のコンサルティングやマネージメント研修を行っているという研究所。

ある意味、強烈な集団・・・・(^^ゞ 

 

余談だが、ジョディ・フォスター主演の「コンタクト」という映画が私のお気に入りのひとつなのですが、その中でも少し匂わせるように提示されるテーマに通じる「科学も宗教も芸術も哲学も究極に行き着くのは同じところ、かもしれない」を改めて、感じたように思う。

映画「コンタクト」は、初めて見たとき(大学生でしたが)映画館で号泣したくらい、心を揺さぶられたのですが、それを共感してもらえるような人はあまりいなく、

「コンタクト」以上に映画館で涙が止まらなかった、お気に入り映画が「マグノリア」(トム・クルーズやジュリアン・ムーア、フィリップ・シーモア・ホフマン、ウィリアム・H・メイシー、ジョン・C・ライリーといった通好みな人がいっぱいが出演している、ポール・トーマス・アンダーソン監督の群像劇)

クライマックスシーンで号泣したのですが、それを共感してくれた人は皆無・・・・・。 

そう考えると、どこか哲学的なものに惹かれるのかもしれない。

 

閑話休題。 

 

苦言を呈すると、個人的にはこの本の内容と照らし合わせると、この日本語タイトルにはちょっと違和感が。

このタイトルからこの内容は想像しづらいし、直訳に近いとは思うけど、

「小さな箱」から「脱出」する「方法」というのがその日本語からイメージするものと、

英語からイメージするのと少し受ける印象が違うように思うのが少し残念なところ。

 

読む人の今までの経験や、感じてきたもの、そしてこの本を手に取るタイミングによって、評価は分かれるかもしれませんが、仕事、プライベートに関係なく、人間関係に何らかのものを今現在、感じているのであれば、一読の価値ありです。

 

もしあなたが

「正しいことをしているのに、評価されていない」と、感じているのなら

「正しいことを間違ったやり方でやっている」のかもしれないですよ(笑) 

 


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