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わたしを離さないで - Never Let Me Go - [オススメ(本)]

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)


時期的に心を泳がせてくれるような文学を読みたいなぁと思い、手に取った一冊。

前から気になっていたカズオ・イシグロの本の中であらすじ的に一番惹かれたのがきっかけ。

で、本で先に知っていたので、タイムリーに映画化されててビックリ。


久々に読み応えと読後の余韻の深い作品。

活字も良いけど、やっぱり文学は良いねぇと再確認。



不文律の怖さ。

守るための嘘と真実という残酷さ。

知らないが故に持つことの出来る幸せや希望。

そういうものを改めて考えさせられる。



特にこの時期に読んだせいもあると思うが、

それ以上を期待している人に対して、当たり前を提供するための努力などは
感謝に値するどころか(期待している人にとっては)そもそも、知ったことじゃない。
望みがかなわなかった分の落胆しかない。

要約するとそういう内容の言葉が複雑な思いと共に突き刺さる。


うちの母親がよく言うのだが(笑)

「どこかで誰かがうまくやってくれている」おかげで今の生活があると思う。

ただ、その誰かが、

善意 もしくは 悪意をもって、

私のために もしくは 私を利用するために

意図的に もしくは 無意識に

うまくやってくれているとしたら・・・。

そう考えると今の社会の怖い部分も感じてしまう。


ちなみに映画も見ましたが、良い意味で映画は別物ですね。


ただ、映画の予告編を見ると半分くらいネタバレしてますが(笑)

もっとも、そのネタだけに頼った話ではないのでそれはそれで構わないですが。

(作者もネタバレしても構わないよ、と言ってるぐらいですし)


個人的なおすすめの順番は

小説を先に読んでから映画を見た方が良いかと思います。


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